こんにちは。千葉県富里市にございます結婚式場「エスポワール」、ウエディングプランナーの大木です。
2021年秋、キャンプが趣味という新郎新婦がご結婚されました。ウエディングのテーマはもちろん「キャンプ」!キャンプが流行となっている今、キャンプをテーマとしたウエディングをしてみたい……という人も増えてきているのではないでしょうか。
今回は、キャンプウエディングならではの装飾やこだわりの演出、そして最新アイテムなど
をあわせてご紹介します。
キャンプをイメージした装飾&こだわりアイテム
ゲストを最初にお迎えするロビーのウェルカムスペースは、多くの新郎新婦がこだわる場所のひとつです。
お二人がいつも使っているキャンプグッズにティピーテント(三角屋根のテント)を並べれば、キャンプコーデの出来上がり!
そこにウエルカムボードや手作りのウエディングサイン、イミテーションケーキをあわせることで結婚式感を出しました。
ゲストに座る席を案内するエスコートカードには、テーマにあわせてミニランタンを付けました。とってもかわいいですね。
披露宴会場内のテーブルに置く「切り株の席札」と「プロフィールブック」も手作りです。
披露宴のスタートは、キャンプをするシーンを映像に収めたオープニングムービー上映!
楽しいパーティーが始まる予感で、ゲストの期待も高まります。
ウエディングケーキの上でキャンプ?
ウエディングケーキもこだわりポイントのひとつ!テントの前で火を囲みキャンプする動物たちを、ジオラマでウエディングケーキの上に表現しました。
ファーストバイトはスキレット(ちいさな鉄製のフライパン)で食べていただきます。
アゴがはずれそうなくらい大きな口を開けて挑みます。
ファーストバイトの後は、サプライズでお二人のキューピットにサンクスバイト。
なんとキューピットのお二人も、エスポワールでご結婚式を挙げた先輩カップルなんです。
こんなふうに幸せのバトンが繋がれて行く姿を間近で見られるのは、ウエディングプランナーとしてとても嬉しいです。
SNSでも人気!結婚証明書「ウエディングキャンバス」
感度の高い花嫁さんのあいだで最近人気の「ウエディングキャンバス」。
「ウエディングキャンバス」とは、真っ白なキャンバスにゲストのみなさんが色を塗っていくゲスト参加型の結婚証明書のことをいいます。
1本1本線を描くため、唯一無二の世界にひとつだけのアートです。
ゲストにはウエディングツリーと同じく「結婚に大事だと思う色」を選択してもらい
ブラシストロークの描法で筆を入れるだけ。
ゲストには披露宴が始まる前に参加していただき、披露宴中に新郎新婦が署名をして
出来上がり!
お二人は、この完成したアートを新居に飾るそうです。
なるほど!結婚式が終わって家に飾れるなんてステキなアイテムですね。
僭越ながら担当プランナーの私も日付を入れるという大役を仰せつかって、拙い字ではございますが筆を入れさせていただきました。
両親・ゲストへの感謝の気持ちをカタチへ
結婚式において、ゲストや両親へメッセージを残す方法は様々。
席札にメッセージを書いたり、披露宴中に手紙を読み上げたり。
お二人はそれらに加え、トイレ入口の鏡にメッセージを書きました。
全館貸切の「エスポワール」だからこそできることの、ひとつです。
さらに親御様のデザートプレートにメッセージを入れて、これまでの感謝の気持ちを伝えました。
そして最後のお手紙は、ご友人によるピアノの生演奏に乗せた朗読。
ピアノが奏でる音と花嫁の手紙によるハーモニーが、感謝のメッセージとなって両親へと届きます。
本当は2020年の10月にご結婚式を予定されていたお二人ですが、コロナの流行で1年見送りました。今回も直前まで結婚式を挙げていいものか悩んでおられましたが、無事にこの日を迎えることができて本当に良かったです。
お二人の出した決断を正解にするのが私たちスタッフにできることです。
ゲストのみなさまにも感染症対策にご協力いただけて本当に感謝しております。
そしてウエディングプランナーとしても、このような愛情あふれるご結婚式のお手伝いをさせていただきとても楽しかったです。ありがとうございました。