このグラス
良~く見ると うっすら透明な液体が入っております
これ実はトマトです
いやトマトジュースです
でも透明ですよ
これってまず 完熟のトマトをミキサーにかけてジュースにします
そんでもって 「さらし」 に 乗せせて1晩じっくりこすと
透明なトマトのエッセンスがおちます
要するに
トマトの中のゼリーの部分や水分だけ下に落ちます
これに適量のふやかしたゼラチンを加えてみます
このゼリーはフレンチのオードブルでは一時 流行りましたが
とても大量のが必要で材料費が掛ってしまい
売値が高くて高級レストランでしか提供できませんでした
しか~し
ここは富里
トマトがとっても安いんです
ですから遠慮なく使えちゃいました
残った果肉もトマトピューレやソースに使います
そこに食べられるお花
そしてここに
今が旬アオリイカ
これをさサッと湯引きして薄皮をむきまして
切れ目を入れてバジルのソースであえまして一緒に添えました
そして今度はアユです
今回はコンフィです
コンフィは堅くて そのまま焼いただけでは食べにくい
鴨のモモ肉等をじっくり70度ぐらいの油で5時間ぐらい加熱する調理
川魚などでもたまにするんです
しかもその間 温度計と火力とにらめっこしなくてはなりません
油の温度が上がってしまうとから揚げになっちゃいますから
非常に根気と手間がかかります
すると 「ふっくら」 ・ 「しっとり」 いい感じにできるんですよ
でも皮目だけはパリッと焼きまして
夏らしく さっぱりとパプリカ
ハーブとアクセントの唐辛子
小ぶりなのでオードブルに適してます。
スーパーなんかで売っている大量に人工飼料を与えられてぶくぶくに
太った養殖アユじゃなく天然の清流で釣ってきたアユですからちゃんとしてます
だから大きさが まちまち なんです
よーく見ると釣針の傷が付いているのが証拠です